2010-01-01から1年間の記事一覧

『Self-Reference ENGINE』

『Self-Reference ENGINE』 著者:円城塔 出版:早川書房 ISBN:9784150309855 お気に入り度:★★★★★ あらすじ彼女のこめかみには弾丸が埋まっていて、我が家に伝わる箱は、どこかの方向に毎年一度だけ倒される。老教授の最終講義は鯰文書の謎を解き明かし、床…

【V・I・ウォーショースキーシリーズ】作品リスト

1作目『サマータイム・ブルース』 著者:サラ・パレツキー 訳者:山本やよい 出版:早川書房 ISBN:4150753512 原題:Indemnity Only(1982) 2作目『レイクサイド・ストーリー』 著者:サラ・パレツキー 訳者:山本やよい 出版:早川書房 ISBN:4150753520 原題…

『ミッドナイト・ララバイ』

『ミッドナイト・ララバイ』 著者:サラ・パレツキー 訳者:山本やよい 出版:早川書房 ISBN:9784150753719 お気に入り度:★★★★☆あらすじ40年前の吹雪の夜、彼は忽然とシカゴの町から姿を消した……偶然のきっかけで、消えた黒人青年の叔母の依頼を受けたわた…

『無限記憶』

『無限記憶』 著者:ロバート・チャールズ・ウィルスン 訳者:茂木健 出版:東京創元社 ISBN:9784488706050 お気に入り度:★★★★☆ あらすじ40億年におよぶ地球の時間封鎖を解くと同時に、謎の超越存在“仮定体”は巨大なアーチを出現させた。それをくぐった先は…

『時間封鎖』

『時間封鎖』(上) 著者:ロバート・チャールズ・ウィルスン 訳者:茂木健 出版:東京創元社 ISBN:9784488706036、ISBN:9784488706043 お気に入り度:★★★★☆ あらすじある夜、空から星々が消え、月も消えた。翌朝、太陽は昇ったが、それは贋物だった…。周回…

『ジェイクをさがして』

『ジェイクをさがして』 著者:チャイナ・ミエヴィル 訳者:日暮雅道ほか 出版:早川書房 ISBN:9784150117627 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじロンドンは、どこからともなく出現した謎の存在“イマーゴ”に幾度となく蹂躙され、無秩序状態に陥っていた。わずかに…

『天空のリング』

『天空のリング』 著者:ポール・メルコ 訳者:金子浩 出版:早川書房 ISBN:9784150117719 お気に入り度:★★★★☆ あらすじ人類とAIが融合した〈共同体〉の突然の崩壊により荒廃した世界を立てなおしたのは、統制府が創造した二人〜五人の集団――小群(ポッド)…

屋形船

屋形船に乗り、お台場の夜景を眺めてきました。 うちの会社にはグループ会社で構成されたレクリエーションの会があり、毎年いくつかの企画を行っています。今年はその委員になっていたのですが、例年行っていた釣り大会の代替案として屋形船を提案してみたと…

『ハンターズ・ラン』

『ハンターズ・ラン』 著者:ジョージ・R・R・マーチン、ガードナー・ドゾワ、ダニエル・エイブラハム 訳者:酒井昭伸 出版:早川書房 ISBN:9784150117610 お気に入り度:★★★★☆ あらすじ辺境の植民星サン・パウロで、探鉱師ラモンは、酒のうえの喧嘩でエウロ…

『死者の短剣 遺産』

『死者の短剣 遺産』 著者:ロイス・マクマスター・ビジョルド 訳者:小木曽絢子 出版:東京創元社 ISBN:9784488587093 お気に入り度:★★★★☆ あらすじ地の民の娘フォーンと湖(うみ)の民の警邏隊員ダグ。悪鬼との戦いがきっかけで出会い固く結ばれたふたり…

『魚舟・獣舟』

『魚舟 獣舟』 著者:上田早夕里 出版:光文社 ISBN:9784334745301 お気に入り度:★★★★☆ あらすじ現代社会崩壊後、陸地の大半が水没した未来世界。そこに存在する魚舟、獣舟と呼ばれる異形の生物と人類との関わりを衝撃的に描き、各界で絶賛を浴びた表題作。…

『預言』

『預言』 著者:ダニエル・キイス 訳者:駒月雅子 出版:早川書房 ISBN:9784152091277 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじ若く美しく心を病んだ一人の女性、レイヴン・スレイド。 無力な入院患者であった彼女の運命は、偶然に彼女の記憶に封じ込められたテロリス…

『宇宙船ビーグル号』

『宇宙船ビーグル号』 著者:A・E・ヴァン・ヴォクト 訳者:浅倉久志 出版:早川書房 ISBN:4150102910 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじ食料になる生物が絶滅し、激しい飢えに苦しんでいた宇宙生物クァールは、興奮に身を震わせた。廃墟に着陸した巨大な宇宙船…

『フラッシュフォワード』

『フラッシュフォワード』 著者:ロバート・J・ソウヤー 訳者:内田昌之 出版:早川書房 ISBN:9784150117436 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじ全世界の人びとが自分の未来をかいま見たら、なにが起こるのか?2009年、ヨーロッパ素粒子研究所の科学者ロイドとテ…

『アードマン連結体』

『アードマン連結体』 著者:ナンシー・クレス 訳者:田中一江、中原尚也、佐田千織、小野田和子、嶋田洋一 出版:早川書房 ISBN:9784150117559 お気に入り度:★★★★★ あらすじそれぞれにさまざまな人生を歩んできた老人たちが集う施設、セント・セバスチャン…

『分解された男』

『分解された男』 著者:アルフレッド・ベスター 訳者:沼沢洽治 出版:東京創元社 ISBN:4488623018 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじ時は24世紀、人の心を透視する超感覚者の出現によって、犯罪を計画することさえ不可能とされる時代。全太陽系を支配する一大…

『NINE』

ミュージカルはけっこう好きなので、CMで歌われていた「Be Italian」が気になり、ミュージカル映画『NINE』を観て来た。天才映画監督のグイド・コンティーニと彼を愛する女性たちとの関係を描いたミュージカルだ。 グイドはクランクイン直前になっても新作の…

『氷上都市の秘宝』

『氷上都市の秘宝』 著者:フィリップ・リーヴ 訳者:安野玲 出版:東京創元社 ISBN:9784488723033 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじトムとヘスターはかつての氷上都市アンカレジで平穏に暮らしていた。ところがそんな日常に物足りなさを感じていたふたりの娘レ…

『魔王とひとしずくの涙』

『魔王とひとしずくの涙』 著者:ピアズ・アンソニイ 訳者:山田順子 出版:早川書房 ISBN:9784150205072 お気に入り度:★★★★★ あらすじ太陽系の魔王たちは、このところのゲームで魔王ザンスがひとり勝ちしているのがおもしろくない。そこで今回は、魔王ザン…

『月は無慈悲な夜の女王』

『月は無慈悲な夜の女王』 著者:ロバート・A・ハインライン 訳者:矢野徹 出版:早川書房 ISBN:9784150117481 お気に入り度:★★★★★ あらすじ2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した! 流刑地として、また資源豊かな植民地…

宝塚歌劇『ハプスブルクの宝剣』

大阪出身の方が、男性ながら宝塚歌劇(http://kageki.hankyu.co.jp/)に詳しいということだったので、案内してもらいました。 演目は『ハプスブルクの宝剣 ―魂に宿る光―』と『BOLERO』で、星組の公演。宝塚歌劇は独特の雰囲気があって何となく敷居が高く、TV…

『ウロボロスの古写本』

『ウロボロスの古写本』(上) 著者:レイモンド・クーリー 訳者:澁谷正子 出版:早川書房 ISBN:9784150411978 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじレバノン南部で遺跡の調査を行なう考古学者イヴリンに、知り合いの男ファルークが見せた写真。そこにはウロボロス…

『虐殺器官』

『虐殺器官』 著者:伊藤計劃 出版:早川書房 ISBN:9784150309848 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじ9・11以降の、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内線や大規模虐殺が急激に増加していた…

『泰平ヨンの航星日記』

『泰平ヨンの航星日記〔改訳版〕』 著者:スタニスワフ・レム 訳者:深見弾・大野典宏 出版:早川書房 ISBN:9784150117252 お気に入り度:★★★★☆ あらすじ隕石と衝突し、突如操舵不能になった宇宙船。しかも悪いことは重なるもので、なんと船はピンケンバヒヤ…

『アイの物語』

『アイの物語』 著者:山本弘 出版:角川書店 ISBN:9784044601164 お気に入り度:★★★★☆ あらすじ人類が衰退し、マシンが君臨する未来。食料を盗んで逃げる途中、僕は美しい女性型アンドロイドと出会う。戦いの末に捕えられた僕に、アイビスと名乗るそのアン…

旧あとりの本棚

本は常に読んでいるのでネタには困らないし、文章さえ書けば更新できる。たいした知識がなくても統一されたフォーマットで簡単にサイトが作れれば。こうしてみつけたのがEnpituという日記サイトで、ここに読書感想文を書き始めました。 旧あとりの本棚:http…

『ヘリックスの孤児』

『ヘリックスの孤児』 著者:ダン・シモンズ 訳者:嶋田洋一、酒井昭伸 他 出版:早川書房 ISBN:9784150117382 お気に入り度:★★★★☆ あらすじ永住の地を求めて旅立ったヘリックスの民は、400年後にアウスターからの救難信号を受け取ったが……現代SFの頂点を極…

主体とケガレ

ところで、話は少しそれるが、いい機会なのでついでに書いておく。主体とケガレについては、以前にもどこかに書いたような気がしたので探してみたら『言霊−なぜ日本に、本当の自由がないのか』(感想はこちら)で『言霊』の感想として書いていた。だが、改め…

『井沢式「日本史入門」講座 1 和とケガレの巻』

『伊沢式「日本史入門講座」(1)和とケガレの巻』 著者:井沢元彦 出版:徳間書店 ISBN:9784198930318 目次 序章 既存の歴史学が「本末転倒」であると断じる理由 「憲法十七条」が談合と護送船団方式の生みの親である 日本の歴史教育はなぜ役に立たないか!?…

『アバター』

ジェームズ・キャメロン監督の最新作、『アバター』(http://movies.foxjapan.com/avatar/)を観てきました。当初思っていたより、ずいぶんと面白かったです。映像の美しさには最初から期待していましたが、エンターテイメントとしても非常によくできていて…