実用・評論
『伊沢式「日本史入門講座」（1）和とケガレの巻』 著者：井沢元彦 出版：徳間書店 ISBN:9784198930318 目次 序章 既存の歴史学が「本末転倒」であると断じる理由 「憲法十七条」が談合と護送船団方式の生みの親である 日本の歴史教育はなぜ役に立たないか!?…
『日本人とは何か。』 著者：山本七平 出版：祥伝社 ISBN:4396500939 お気に入り度：★★★★★ 内容山本七平が築き上げた「日本学」の集大成 日本人はなぜ、明治維新を成功させることができ、スムーズに近代化ができたのか。また戦後はなぜ、奇跡の経済復興を遂…
『「世間」とは何か』 著者：阿部謹也 出版：講談社 ISBN:4061492624 お気に入り度：★★★★☆ 内容序章 「世間」とは何か 第1章 「世間」はどのように捉えられてきたのか 1 歌に詠まれた「世間」 2 仏教は「世間」をどう捉えたか 第二章 隠者兼好の「世間」 1 …
『日本人の〈原罪〉』 著者：作者: 北山修, 橋本雅之 出版：講談社 ISBN:9784062879750 お気に入り度：★★★★★ 目次 第一章 愛するものを「害する」こと ―父神イザナキの罪悪感― 北山修 第二章 『古事記』神話への道案内 橋本雅之 第三章 『古事記』を読み解く…
『規範フィルター論：日本の消費者行動のメカニズム−日中消費者行動調査の結果を踏まえて』 著者：三浦俊彦 掲載：日経広告研究所報237号 主体のあり方について、先日友達と話をする機会があった。そこで説明したことの補足にこの論文を紹介したい。 仕事柄…
『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』 著者：リサ・ランドール 訳者：塩原通緒 監訳：向山信治 出版：日本放送出版協会 ISBN:9784140812396 お気に入り度：★★★★★ 内容 1部 空間の次元と思考の広がり 第1章 入り口のパッセージ―次元の神秘的なベールをはぐ…
『千年、働いてきました−老舗企業大国ニッポン』 著者：野村進 出版：角川書店 ISBN:9784047100763 お気に入り度：★★★★★ 日本には、100年以上続いている企業がたくさんある。それどころか、中には飛鳥時代から約1400年以上続いているという世界最古の会社も…
『心は病気』 著者：アルボムッレ・スマナサーラ 出版：サンガ ISBN:9784901679251 主体というものを考える上で、初期仏教テーラワーダ仏教のスマナサーラ長老の著書は参考になる。仏教では心とは何かということが徹底的に突き詰められていて、長老の著書に…
『無常の見方』 著者：アルボムッレ・スマナサーラ 出版：サンガ ISBN:9784901679152 お気に入り度：★★★★★ 日本人の言う「無常」には、移り変わるものに対するはかなさといった感傷が含まれている。そうではなく、仏陀が語った本来の意味の「無常」とは何か…
『国家の品格』 著者：藤原正彦 出版：新潮社 ISBN:978410610141 お気に入り度：★★★★☆
『無思想の発見』 著者：養老孟司 出版：筑摩書房 ISBN:9784480062802 お気に入り度：★★★★★ 「自分には思想なんかない」という思想。これこそが多くの日本人の持つ思想だと著者は指摘する。思想は日本では現実に影響を与えてはならないんだそうである。 収穫…
『「空気」の研究』 著者：山本七平 出版：文芸春秋 ISBN:9784167306038 お気に入り度：★★★★★ Airのことではなく、「空気読め」という場合の「空気」の研究。これがどう発生してどのように圧力を増し、何によってしぼむのかといったことがここで研究されてい…
『日本人とユダヤ人』 著者：イザヤ・ベンダサン 出版：角川書店 ISBN:9784043207015 内容一 安全と自由と水のコスト 二 お米が羊・神が四つ足 三 クローノスの牙と首 四 別荘の民・ハイウェイの民 五 政治天才と政治低能 六 全員一致の審決は無効 七 日本教…
『日本の戦後（上）私たちは間違っていたか』 著者：田原総一郎 出版：講談社 ISBN:9784062120722 内容序章 私が体験した「憲法」「安保」「左翼」 第一章 大新聞はなぜ戦後の弾圧を総括しないのか 第二章 吉田茂 弱者ゆえの恫喝 第三章 岸信介 「反動政治家…
『ミカドの肖像』 著者：猪瀬直樹 出版：小学館 ISBN:9784094023121 あらすじ コクドはなぜ旧皇族の土地を次々と取得し、プリンスホテルを建てることができたのか。その謎と西武王国・堤家支配の仕組みを、〈ミカド〉の禁忌に触れまいとする日本の〈不可視の…
『山本七平の日本の歴史』（上） 著者：山本七平 出版：ビジネス社 ISBN:9784828411774 『山本七平の日本の歴史』（下） 著者：山本七平 出版：ビジネス社 ISBN:9784828411781 以前にも少し書きましたが（こちら）、日本人が無意識で信じている思想が、本書…
『イメージを読む 美術史入門』 著者：若桑みどり 出版：筑摩書房 ISBN:9784480089076 イコノロジーについて書かれた絵画入門書。彼女の文章は明確で、わかりやすいです。西洋絵画はある時期までは、物語を題材に描かれてきました。聖書や神話から題材をとっ…
『山本七平の日本の歴史』（上） 著者：山本七平 出版：ビジネス社 ISBN:9784828411774 『山本七平の日本の歴史』（下） 著者：山本七平 出版：ビジネス社 ISBN:9784828411781 essaさんの書かれていた山本七平氏の本の紹介（http://amrita.s14.xrea.com/d/?d…
『養老孟司の〈逆さメガネ〉』 著者：養老孟司 出版：PHP研究所 ISBN:9784569630830 お気に入り度：★★★★☆ 内容第1章 現代人の大きな錯覚――〈逆さメガネ〉の教育論 第2章 都市化社会と村社会――脳化社会の問題 第3章 身体感覚を忘れた日本人――都市化と身体 第4…
『少女領域』 著者：高原英理 出版：国書刊行会 ISBN:9784336041944 お気に入り度：★★★★☆ ここでは実際の性別や年齢とは関係なく、〈少女型意識〉のことを〈少女〉と呼んでいる。この意識の見られる文学が、ここでは時代を追って紹介されている。〈少女型意…
『男の勘ちがい』 著者：斎藤学 出版：毎日新聞社 ISBN:9784620317014 お気に入り度：★★★★☆ 「男らしさ」にとらわれすぎてお疲れ気味の人に。男性ももう少し素直に生きたほうが生き易いだろうと思うのだが、植えつけられた「男らしさ」像に自分を当てはめる…
『「しきり」の文化論』 著者：柏木博 出版：講談社 ISBN:9784061497191 お気に入り度：★★★★★ 内容 第一章 しきるということ 1.己と非自己／アイデンティティ 2.自己と他者 3.しきるという思考 4.空間的しきりと時間的しきり 5.社会的しきり 第二章 しきられ…
『言霊―なぜ、日本に本当の自由がないのか』 著者：井沢元彦 出版：祥伝社 ISDN:9784396310691 お気に入り度：★★★★☆ 私は言霊を信じている。音の響きは人に影響を与える。そう思っていたので「言霊」とタイトルについたこの本を手に取った。しかしここに書か…
こちらid:lepantoh:20040513#p1で紹介されている『無垢の力―〈少年〉表象文学論』。面白そうなのでさっそく購入してみました。こちらid:hizzz:20040524でも紹介されています。 『無垢の力―〈少年〉表象文学論』 著者：高原英理 出版：講談社 ISBN:9784062116…
『動物化するポストモダン』 著者：東浩紀 出版：講談社 ISBN:4061495755 お気に入り度：★★★★☆ 近代からポストモダンへと時代が遷るにしたがって、イデオロギーやナショナリズムといった「大きな物語（社会などを一つにまとめあげるためのシステム）」が凋落…
『バカの壁』 著者：養老孟司 出版：新潮社 ISBN:4106100037 お気に入り度：★★★★★ 一元論へ痛烈に警鐘を鳴らした一冊。少し話題が振れぎみなので細部に捕われていると作者の主張が汲み取りにくいが、多元論を目指すことが争いを無くしより良い未来の築ける方…
『話を聞かない男、地図が読めない女』 著者：アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ 訳者：藤井留美 出版：主婦の友社 ISBN:4072352179 お気に入り度：★★★★☆ 男性と女性では、感じ方や物事の解釈が大きく異なり理解に苦しむことがよくある。本書は、科学的な研…
