2005-01-01から1年間の記事一覧

『奇術師』

『奇術師』 著者:クリストファー・プリースト 訳者:古沢嘉通 出版:早川書房 ISBN:9784150203573 お気に入り度:★★★★★ あらすじ北イングランドに赴いたジャーナリストのアンドルーは、彼を呼び寄せた女性ケイトから思いがけない話を聞かされる。おたがいの…

原寸大はでかかった

『装甲騎兵ボトムズ』に登場するスコープドッグを1/1サイズで造られているkogoro氏(なんでも作るよ。)の展覧会を見てきました。他のロボットに比べると小さいイメージのあったスコープドッグですが、立体物として実際に目の前にあると、鉄の素材の重量感も…

『断絶への航海』

『断絶への航海』 著者:ジェイムズ・P・ホーガン 訳者:小隅黎 出版:早川書房 ISBN:9784150115043 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじ第三次世界大戦の傷もようやく癒えた2040年、アルファ・ケンタウリから通信が届いた。大戦直前に出発した移民船〈クヮン・イ…

『山本七平の日本の歴史』(上・下)

『山本七平の日本の歴史』(上) 著者:山本七平 出版:ビジネス社 ISBN:9784828411774 『山本七平の日本の歴史』(下) 著者:山本七平 出版:ビジネス社 ISBN:9784828411781 essaさんの書かれていた山本七平氏の本の紹介(http://amrita.s14.xrea.com/d/?d…

『ホミニッド−原人−』

『ホミニッド ―原人―』 著者:ロバート・J・ソウヤー 訳者:内田昌之 出版:早川書房 ISBN:9784150115005 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじクロマニョンが絶滅し、かわりにネアンデルタールが進化した世界で、量子コンピュータの実験をしていた物理学者ポンター…

読んだ本

読んだ本を列挙。文章力がないのと忙しかったのとで、感想が書けていません。書けたらおいおい書きます。 余談ですが、アマゾンの書影が去年の12月頃にサイズ変更されてしまい、ひとまわり大きくなってしまいました。揃っていないのは気持ち悪いのでスタイル…

「My Diamond Baby」

先日コメントをいただいたmipaさんのところで紹介されていた(id:mipa:20050303)フラッシュゲームの「My Diamond Baby」。トライしてみましたがけっこう難しかったです。何ケ所かわからない所を、同じく紹介されていた攻略サイトを参照しながらようやくクリア…

『魔法』

『魔法』 著者:クリストファー・プリースト 訳者:古沢嘉通 出版:早川書房 ISBN:9784150203788 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじ爆弾テロに巻き込まれ、記憶を失った報道カメラマンのグレイ。彼のもとへ、かつての恋人を名乗るスーザンが訪ねてきた。彼女との…

『宇宙消失』

『宇宙消失』 著者:グレッグ・イーガン 翻訳:山岸真 出版:東京創元社 ISBN:9784488711016 お気に入り度:★★★★☆ あらすじ2034年、地球の夜空から星々が消えた。正体不明の暗黒の球体が太陽系を包みこんだのだ。世界を恐慌が襲った。この球体について様々な…

『養老孟司の〈逆さメガネ〉』

『養老孟司の〈逆さメガネ〉』 著者:養老孟司 出版:PHP研究所 ISBN:9784569630830 お気に入り度:★★★★☆ 内容第1章 現代人の大きな錯覚――〈逆さメガネ〉の教育論 第2章 都市化社会と村社会――脳化社会の問題 第3章 身体感覚を忘れた日本人――都市化と身体 第4…

『時間のかかる彫刻』

『時間のかかる彫刻』 著者:シオドア・スタージョン 訳者:大村美根子 出版:東京創元社 ISBN:9784488619022 お気に入り度:★★★★☆ あらすじ著者満悦の中編「ここに、そしてイーゼルに」を劈頭に、ヒューゴー/ネビュラ両賞受賞の話題作、地球を追われた少年…

『ヴェイスの盲点』『フェイダーリンクの鯨』

『ヴェイスの盲点』 著者: 野尻抱介 出版: 早川書房 ISBN:9784150307424 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじ社長のロイドに、女性パイロットのマージ、そして、かなりガタのきた恒星間宇宙船+シャトルのアルフェッカ号―それが銀河の零細企業・ミリガン運送のすべ…

タイタン

ついに土星の衛星タイタンの地表までが、映像で見れるようになりましたね。火星もそうでしたが、タイタンも石がごろごろ転がっていて硬そうで、少し意外な感じがしました。月はもっと砂っぽくてクレーターだらけという感じだったのに、結構違うものなんです…

『帝王の殻』

『帝王の殻』 著者:神林長平 出版:早川書房 ISBN:9784150305246 お気に入り度:★★★☆☆ あらすじ火星の都市・秋沙(あいさ)の人々は、個人の経験データを完全に掌握するパーソナル人工脳・PABを所有していた。その開発企業である秋沙能研の長にして火星の帝…

購入予定

『愚か者死すべし』 著者:原尞 出版:早川書房 ISBN:9784150309121 知らないうちに出ていました。本当に久しぶりの新作。彼のデビュー作の『そして夜は蘇る』は、かなり印象的な作品でした。ハードボイルドな主人公沢崎の生き方もかっこよかったけれど、そ…

謹賀新年

今年もよろしくお願い申しあげます。 今年のお正月は広島の実家で過ごしました。予約するのが遅くなったので、飛行機の予約はあきらめ、朝早い新幹線で帰ることにしていたのですが、結果的にそれが幸いしました。大晦日に降った雪で、飛行機はどうやら着陸で…