キム・スタンリー・ロビンスン

『レッド・マーズ』『グリーン・マーズ』『ブルー・マーズ』

リアルな火星三部作 1990年代に書かれた、火星への植民を描いたSF大河小説。 三部作の最後の作品『ブルー・マーズ』が、前作の『グリーン・マーズ』から実に16年経ってようやく邦訳された。『ブルー・マーズ』の上巻を半分くらいは読み進めたのだが、さすが…

『ブルー・マーズ』(上・下)

『ブルー・マーズ』(上) 著者:キム・スタンリー・ロビンスン 訳者:大島豊 出版:東京創元社 ISBN:9784488707064 あらすじ地球の治安部隊は撤退し、無血革命は成功するかに思われた。だが、和平交渉中、過激な一分派が宇宙エレヴェーターに攻撃を開始する…

『南極大陸』(上・下)

『南極大陸』(上) 著者:キム・スタンリー・ロビンスン 訳者:赤尾秀子 出版:講談社 ISBN:9784062739191 お気に入り度:★★★★★ あらすじ地上最後のフロンティア、南極大陸。雪と氷に閉ざされたこの地にも、地球温暖化の影響が現れていた。南極条約更新の調…

『グリーン・マーズ』

『グリーン・マーズ』(上) 著者:キム・スタンリー・ロビンスン 訳者:大島豊 出版:東京創元社 ISBN:4488707041 お気に入り度:★★★★★ あらすじ2061年のカタストロフィののち、火星社会は驚くべき復興を遂げていた。いまや火星を支配している暫定統治機構…

『レッド・マーズ』(上・下)

『レッド・マーズ』(上) 著者:キム・スタンリー・ロビンスン 訳者:大島豊 出版:東京創元社 ISBN:4488707025 お気に入り度:★★★★☆ あらすじ人類は火星への初の有人飛行を成功させ、その後、無人輸送船で夥しい機材を送り出した。そしてついに2026年、厳…