『天冥の標シリーズ』

 全10巻になる予定で刊行されている、『天冥のしるべ』シリーズ。遅ればせながら読みはじめ、4巻目で追いついたものの、感想を書くのがまったく間に合わないまま早くも5巻目が出てしまった。このシリーズは未だに謎に包まれた部分が多いため、感想が書きにくいのだ。時代や登場人物も毎回異なっているし、各巻で描かれている内容も、それぞれ毛色が異なっている。最初から読み直してちゃんと感想を書こうとすると書き上げる前に6巻目が発行されてしまいそうなので、1〜4巻は概略のみを。実をいうと、これすらもなかなか難しい。